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－ホテルやマンションを感染症対策隔離施設として利用する際の換気システム－
～コロナウイルスに対して建築家としてできること～
ホテルやマンションを軽症コロナ患者の受け入れ施設として利用する際に、
受け入れ施設、対応関係者が少しでも安心して働けるように。
客室内の換気性能を増加させる換気システムを開発しました。
従来の8倍程度の換気量を確保することが可能となります。
既存施設後付換気システム『VSC換気ユニット』
厚労省のHP内でも日本環境学会からの案内として感染症対策として換気は有効と示されております。
通常の建築物では1時間に0.5回の換気を基準に設計されておりますが、
この換気量を大幅に増加させる機会として当社では「VSC換気ユニット」を開発しました。
6畳程度の居室の場合、「VSC換気ユニット」を設置することで、
1時間に4回ほどの換気を見込むことができ、換気回数は通常の8倍となります。
通常換気回数 0.5回（1時間）
⬇
VSC換気ユニット使用の場合 4回（1時間）
8倍の換気効率
なぜ、換気が必要なの？
大前提として、コロナウイルスは空気感染はしないとされています！しかし、世界保健機関（WHO）は新型コロナウイルスについて、締め切った室内などでは、比較的長い時間空気中を漂うウイルスを含む微粒子エーロゾル（エアロゾル）によって感染が起きる可能性を指摘しています。不用意に不安をあおる必要はないと考えていますが、換気を効率的に行うことで、感染者の滞在施設で働く方々の不安を取り除くことができればと考えております。
開発状況
2020.03.30 → 開発中
機器説明動画をアップロードいたしました。
2020.03.27 → 開発中
試作機をホテルの客室をお借りし、検証させていただきました。設置時間は約2時間程度。換気性能に関しては115㎥/1時間程度の風力を想定しております。居住部分12㎡程度のホテル客室等の場合、1時間に4回の換気が可能となり、居住部分16㎡程度のホテル客室等の場合、1時間に3回の換気が可能となります。現在、ダクト径による換気風量損失を最小に抑え、換気性能の向上を図ると同時に、施工を容易にするべく、ダクト配管方法の検討を行っております。
Axios Material × WAT design
－問い合わせ先－
Axios Material 株式会社 アクシオスマテリアル
〒506-0021 岐阜県高山市名田町３丁目８６−６
電話番号 0577-32-8228 （洞口不動産総務部長 堀野）
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